浅蜊 - あさり -

あさりは、魚介類を”漁る(あさる)”が語源です。かつては全国どこの内湾にもザクザクといたということでしょう。日本産は激減してしまいましたが、今でも一番なじみの深い貝。お味噌汁や酒蒸しでとてもいい味をだしてくれます。

弊社では九州産、愛知産、千葉産、を季節とあさりの状態が一番良いと思われる産地より厳選してお届けしております。

産地

成長の様子(1)

なった浜地に移るとそこから年輪のように模様が変わります。

異なった浜地に移るとそこから年輪のように模様が変わります。

成長の様子(2)

地が変わったことが模様からも読み取れます。

浜地が変わったことが模様からも読み取れます。

成長の様子(3)

稚貝から2年で見慣れた大きさまで成長します。

稚貝から2年で見慣れた大きさまで成長します。


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規格

あさりの規格

あさりの大きさランク

あさりの大きさランク

あさりの規格

あさりの厚みの違い(貝高)

あさりの厚みの違い(貝高)

産地の状況水質食べるものにより大きさ身質からの色が変わります。
厚いあさりは水深が浅い動きが余りないところで獲れ、味はあっさりしています。
薄いあさりは流れがあるような厳しい環境で育つため、身がしまり味も濃い様です。
ハマグリと比べると比較的表面がざらざらしております。これは年輪のように増える成長線と放射状の筋が交わり合ってできる模様のためです。また、あさりのほうが薄い海水を好むので、潮干狩りなどでは、海岸の近くにいるあさりのほうが簡単に見つかります。


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加工


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無水化による利点

  1. 直接冷却材にあさりが触れるため冷却がすばやく行える。(冷却が素早く行えれば鮮度が維持し易い)
  2. 死貝や鮮度落ちの激しいあさりの混入の際も注水パックの場合は全滅になることが多いが無水にする事で酸欠や水の汚れによる被害は駄目な貝を取り除くことで他は召し上がって頂けます。
  3. お客様が臭気や貝の異常に対して袋を開けるときに判断が出来やすくなる。
  4. シール不良、破袋に対して製造管理がし易くなるため製品不良が出にくくなります。
  5. 同じ箱入れ数でも冷却材の量が倍になるため低温での温度維持が確実なことに出来ます。

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冷凍あさり 塩屋の製造特徴

  1. こだわりの加熱時間:通常他社では90℃等で加熱するのを当社ではこだわりの温度、時間で加熱。これによりたんぱく質の変性をおき難くし、更に出来る限り離水しない温度により、フレッシュ感を残した仕上がり。
  2. あさりは60度以上の熱に入れますとどの温度帯でも20秒以上漬けると口が開きます。これは旨味が出てしまった証拠になります。また、たんぱく質の変性も起きてしまい、結果、旨味も少なく、食感が悪い商品になります。当社ではこのたんぱく質の変性が起きにくい温度帯に着目しました。たんぱく質の変性が起きないと言う事は‘お客様に出来る限りフレッシュな状態でお召し上がり頂く事‘‘袋に詰めた状態でブランチングをかけ、加熱しても旨味を袋内に残し、調理にご使用いただけるものに仕上げる事‘の2点でございます。この製法で仕上げています。
  3. パックしたままブランチング:これにより旨味がパック内に残り、調理の際も美味いお出汁が味わえます。
  4. 選別のこだわり:機械選別に頼らず、全て手作業による手選別で丁寧にお届けします。これによりクレーム発生比率を軽減し、お客様に良い物をお届けしております。

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選別ポイント



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選別のポイント(グループ分け)

  1. 目選別
  2. 貝同士を打ち合わせて音選別
  3. 臭気選別

三段階の選別手法をとっています。

除去

選別結果(1)

あさり選別結果(1)

グループ①良
グループ②選別後良
グループ③不良

選別結果(2)

あさり選別結果(2)

グループ③不良のあさり
口が開き奥まで見えてしまっている。


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